こんにちは。mizudesignです。
新潟県燕市吉田のカイロプラクティック院「姿勢改善カイロプラクティックふラっと」様のホームページ、公式LINEリッチメニューを制作させていただきましたのでご紹介させていただきます。
現役准看護士でもある先生は、「好きなこと、やりたいことをし続けられる身体作り」をコンセプトに活動されており、話やすさと心身の悩みへの適格なアドバイスが評判の先生です。
当初はホームページの必要性や、色々な広告やSNSがありどう活用すればいいのか迷っていらっしゃいましたが、現在はやるべき事がはっきりとされ、お客様作りに取り組んでいらっしゃいます。
- サービスのターゲットがイマイチ定まらない
- 浸透していない業種で、新規のお客様を作りにくい
- ホームページを作るときのポイントが知りたい
デザインポイント
まずデザインのポイントはこちらです。
- コンセプトカラーのウルトラマリンブルーをポイントに、先生の明るい人柄や、イキイキとした院の雰囲気が伝わるよう制作。
- 女性がターゲット、健康なイメージとのご要望でしたので、一般的な施術院とは雰囲気の異なる、パステルカラーの多色使いで柔らかく親しみやすいデザイン。
制作ポイント
1. まだ浸透していない分野なので途中で離脱されない様な構成
ホームページを制作するにあたり、身体の不調でお悩みの方から健康な方までカイロプラクティックはとてもいい手法だなと思いました。ですが ” 疑問点 ” が出てきました。
「一般的にどの位、知られているのだろう?」
というのも制作するにあたり、同業種さんのサイトをリサーチするのですが、整体院さんや鍼灸院さんに比べカイロプラクティック自体を全面に主張していらっしゃるところが多く、皆さんカイロプラクティック自体を浸透させて行きたいのではと思ったのです。
そこでカイロプラクティックを知っているか知人やsnsでアンケートを実施。半数以上の方が聞いたことはあるが詳しくわからないという結果でした。
そこでページを訪れた人にカイロプラクティックをまずきちんと知っていただき、信頼して頂かなければすぐに離脱されてしまうのでこのように誘導できるよう構成しました。
(ホームページを訪れた人の心理、行動)
なんだか整体やマッサージとは違うようだな
よくわからない所に行くのは不安ですし、予約しようとは思いませんよね。
ですので、お客様の心配や不安要素をなくしていく事がとても大切です。
人がサービスや商品を購入する時は必ず
「 認知 → 興味 → 信頼 → 行動 」
の順番です。どこかを飛ばしたりする事はできません。ご自身と重ねてみるとわかりやすいですね。
2. ターゲットの明確化とお客様の期待値のコントロール
実は制作する時にキャッチコピーが2案ありました。
ターゲットは30代女性なのですが、どちらにするかで全く違うターゲットになります。
- 何が違うでしょうか??
コピー1
「お困りの不調本気で解消しませんか 不調のない快適な毎日へ」
コピー2
「色々試したけれど身体は辛いまま そのお悩み諦めていませんか?」 -
正解は悩みの深さです!!
ターゲットの悩みの深さによりコピーも全く変わってきますし、お客様のサービスへの期待度も違ってきますし、それぞれメリット、デメリットがあります。
コピー1
・ターゲット・・・不調はあるがごまかしながら過ごせるのでまだ行動はしていない方、そこまで必要性を感じていない方がターゲット。割引なら1回試しに行ってみようという心理。
・メリット・・・コピー2よりサービスに対する期待値が低いため、満足していただきやすい。満足していただければイベントなどの場合に来店につながる。
・デメリット・・・訴求力がコピー2より低く、集客力は弱い。
コピー2
・ターゲット・・・不調が辛く色々な方法を試したが改善されなかった人がターゲット。悩みも深く
困っていて改善したい。
・メリット・・・悩みが深くコピー1より訴求力があり、集客に結びつきやすい。また、満足頂けたらとても喜んで頂け深い顧客になってもらえる。
・デメリット・・・サービスに対する期待値が高くなるので、満足頂けない確率も上がりリピートに繋がりにくい場合もある。
サービス内容により、どんなお客様に来ていただくかをコントロールしサービスにあったお客様に来て頂く事も大切です。
今回は、先生の「悩んでいる人よくしたい!」というお気持ちが強かった事、高い技術をお持ちである事、からコピー2に決まりました。
お一人でされているので、お悩みの強い人の方が客単価も上がりやすく、売上が作りやすいのではないかと思います。(こちらはあくまで私の見解です。)
今後の事業展開や思い、置かれている状況、お悩みなど色々なことを考慮して役に立つホームページを作りましょう!